2012年8月14日火曜日

リカルド・ヴィラロボスからアトム・ハート‐セニョール・ココナッツ‐エレクトロラティーノ

リカルド・ヴィラロボス Ricardo Villalobos のアルバム: Salvadorを聴きました。

これは、2006年にリリースされたものですが、1998から2001年にドイツ・フランクフルトのレーベルから出した作品を集めたものらしいです。

ユニークというのか、変則的でラテン的なリズムのグルーヴが心地よいところと、直線的でやや退屈に感じてしまうというところもあります。

このアルバムの最後に、ボーナストラックとして、Senor Coconut セニョール・ココナッツの曲のリミックス Electrolatino (Ricardo Villalobos' 'Lecktro Carino' Mix) が入っています。

セニョール・ココナッツは、90年代にアンビエントの大作を数々リリースしていたAtom Heart アトム・ハートのプロジェクトで、エレクトロラティーノという音楽ジャンルの創始者とされているようでっす。
と、今さっき知りました。90年代のアトムハートは知っていましたが。

アトム・ハート=セニョール・ココナッツの本名は、Uwe Schmidt ウーベ・シュミット といい、もともとドイツ、フランクフルトで活動していました。

セニョール・ココナッツの活動を機に、チリのサンチャゴに移住して活動しているようです。

チリ出身でドイツで活動するヴィラロボスとの接点がこの辺にあるのでしょう。

ドイツとチリ、ジャーマンとラテンの結びつきは対照的なもののミックス、剛と柔という感じ、でとても面白いと思います。



参考
Senor Coconut Interview

Uwe Schmidt - Wikipedia, the free encyclopedia

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